リビングカタログ
2/156

例えば色調とスタイルにこだわるということ。「紺碧(こんぺき)という色。」このカタログの設計思想は、表紙に使用している「紺碧(こんぺき)」という日本独特の生活、文化に根ざした色彩を選ぶことから、全ての想いが始まり、繋がっています。それは、これからご紹介する製品たちの品質にもかかわるとても大切なことで、どこかモノづくりのこだわりと似ています。製品開発に携わっている人たちの多くの、熱意。高い品質を創り続ける職人さんたちの、願い。そんなことと、とてもよく似ています。例えば「紺碧の空」などと表現される、一面、真っ青に晴れ渡る、空気の澄んだ空の様相をイメージした鮮やかな深みの青を形容した色。「碧(へき)」は「あお・へき」とも読み、盤石の青色を表現することが背景にあります。「紺」はむしろ語感を強める為に添えられたようで、より深い紺色を言ったものなのです。(※DIC888 日本の伝統色より一部引用)1つの色にも、物語と、意味が存在します。それらを発見し、伝えることは、このオンリーワンリビングカタログでご紹介する製品たちの開発思想を紹介することと同じです。世界、日本全国で創られる良質な製品たち。1つひとつが、こだわりとオンリーワンを目指し、デザイン開発されたモノたちばかり…。そんな貴重な製品情報たちの物語で、このカタログは創られているのです。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です