スタイルMカタログ
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銅に魅せられ、銅を叩き、柔らかで温もりある作品を生み出し続ける山口堅造さん。鉄で創作するみちよさんとご夫婦で工房を構えながら、それぞれの表現を追求しています。鍛金という技法の魅力は?熟練の一打一打から、金属に温もりが生まれる。サイズ(mm):W370×H670×D370 重量(kg):9.0詳細についてはお問い合せください。[本体]銅板 仕上:緑青着色フロム・マイスター傘入れMeisterMeisterMeisterMeisterMeisterこの他のアイテムはこちら…この他の山口堅造氏のアイテムは左記のページにてご覧いただけます。鍛金は、金属工芸の世界では最も原始的な技法ではないでしょうか。赤ちゃんは最初に、おもちゃを叩きます。“叩く”ことは、人間にとって原始的な作業だと感じます。金属では鋳込む技法もありますし、どんなジャンルの工芸も、知恵をこらしたものづくりが主流です。しかし私はずっと“叩く”方法でやっています。人が初めて形をつくったときの方法で、自分が創作していることが不思議でもあり、面白いと思っています。よく作品のモチーフにするのは?女性の体のフォルムをイメージすることが多いです。終わりのない曲線の連続から生まれる柔らかなライン、温かいフォルムを表現したいと思っています。作品を見て、金属とは思えない温かみを感じると言われるとうれしいですね。これからも手作業にしかできない技巧を磨きながら、優しさや温もりが伝わる表現を大切にしていきます。P.321山口 堅造鍛金作家多摩美術大学大学院デザイン科金工修了茨城県にアトリエ金工やまぐち設立1980~ 都内を中心に各地にて 個展等、発表活動開催1998 光風会展 奨励賞2004 茨城県芸術祭展 特賞2005 日本煎茶工芸展 文部科学大臣奨励賞KENZO YAMAGUCHI●実際の商品と写真は異なる場合があります。317S04313177

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