チーク材家具の経年変化とメンテナンスについて チーク材は、かつて船のデッキ材としても使用されてきた歴史を背景に持ち、その堅牢さと 耐水性に優れています。屋外での過酷な環境にも耐え、雨や太陽光に晒されても、腐食や歪 み、割れが起こりにくいため、通常特別な塗装などは不要です。 ただし、屋外での使用後、約1ヶ月ほどで色合いが薄くなり、半年程度で表面がシルバーグレー （灰色）へと変化します。このシルバーグレーの表面でも、チーク材の内部には十分なオイル が保持されており、長期的には強度や耐久性に変化はありません。もし元の美しいブラウン の色合いに戻したい場合や、表面に黒色の斑点（カビやバクテリア）が生じた場合は、ファニチャークリニックのチークケア製品を用いることをおすすめします。 また、経年によりチークの表面は油分が減少し、ざらざらとした質感に変わります。その際に は、サンドペーパーを用いて軽く磨くことで滑らかな質感を取り戻すことができます。 屋根のある場所に設置いただくと、直射日光や雨を避けることで、これらのメンテナンスの 手間を減らすことが可能ですので、設置場所についてもご検討ください。