リビングカタログ
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AICHIGIFUMIE心地よさにこだわる、「ハレ」と「ケ」の水まわり。 “晴”という言葉を語源とし、公的なことを意味する「ハレ」。対して、日常をあらわす “褻(せつ)”という字を語源とする「ケ」は、私的なことを意味します。この「ハレ」と「ケ」という対照的な要素を住まいに取り入れることで、日本人は日常にリズムを生み出し、空間にけじめをつけながら暮らしてきました。例えば、玄関や和室(座敷)、客間などが「ハレ」の空間ならば、寝室や水まわりは「ケ」の空間というように…。そのなかでも、洗面スペースやトイレなどの水まわりは、プライベートな「ケ」の場であると同時に、来客の際には「ハレ」の場としての役割も求められます。ふだん使いでありながら、おもてなしの気持ちまでも垣間見える、家族にもお客さまにも心地よい水まわり空間を実現したいものです。SETO瀬戸焼050

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